歌舞伎 kabuki 2004 1 25

 投資家で、歌舞伎が好きな人はいるのでしょうか。
そんな気分にさせる今日の新聞。
日経新聞の第18面の「中外時評」を読むと、そんな気分になる。
「日米、財政赤字心中へ?」
「積極財政と超金融緩和で、好景気を演出するアメリカ」
「それを、ドル買い介入と、アメリカ国債の購入で助けた日本」
 このドル買いは、輸出企業に対する「輸出補助金」にもなって、
その結果、好調な輸出により、「景気」を演出した日本。
しかし、これは、あくまでも演出であって、根本的な改革はやっていない。
「お互いに死を予感した逢瀬なればこそ、めくるめく愛に燃える。」
財政赤字心中物語。
 しかし、投資家は、そんな歌舞伎に、つき合う必要はない。
この記事では、宇宙開発を問題にしたが、
今のアメリカを考えると、
他国に対して、絶対的に優位なのは、宇宙開発しかないのです。
 では、どこから、お金を持ってくるか。
早めに、イラクから撤退することです。
どう見ても、イラク事業は、失敗しています。
事業に失敗したら、その分野から撤退するのが基本です。
 それから、海軍の編成を変えるべきです。
空母を中心とする艦隊の維持費は、あまりにも巨額です。
この「空母セット」のどれか、一つか二つを廃止すれば、効果的です。
今の時代、海軍対海軍の戦争はありません。
今の時代は、テロとの戦いです。
テロと戦うのに、空母は不要です。
投資家は、いつまでも、「戦争歌舞伎」を見ている余裕はないでしょう。




















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